小豆島・沙弥島 瀬戸芸2019春

5月最後の土日は、長年の念願だった小豆島を訪れました。
瀬戸内国際芸術祭の開催に合わせての訪問です。

敢えて岡山で金曜日に前泊し、岡山名物鰆のタタキ、黄ニラの卵とじ、シャコの天ぷらをいただきました。

翌朝一番のフェリーに乗って新岡山港から土庄港へ。
レンタカーを借りて、ぐるっと一周の旅へ。

3年前の瀬戸芸では豊島を訪れ、自転車(電動アシスト付き)で一周しましたが、さすがに小豆島は車じゃないと厳しいですね。公共交通で回ってる人もいましたが、そうした人は島内で1泊してるんだと思います。
むしろ、車を使えば、日帰り旅で島を巡ることができます。
でも、一番は、島内に宿を取った上で、車でゆっくり回る方がオススメですね。
今回、実際に訪れた上での感想です。

広い小豆島には、幅広いジャンルの作品がありました。

竹を組んだ、ほとんど建物と言って良いようなもの。

オリーブ畑の中のポップなリーゼント。

巨大なポラード。

井戸から現れる奇妙な怪獣。

集落から離れた海沿いの土地に創られた、「境界線の庭」という作品は、ボクの頭と心に一番すっと入りました。

恋人の聖地、エンジェルロード。
…これは芸術作品ではありませんが。

ちなみに、ランチは小豆島名産のそうめん。
しっかりとしたコシのある、美味しいそうめんでした。

といった感じで、初めての小豆島をたっぷり満喫しました。
1か所だけ、夕方の終了時間に間に合わず見ることができない作品がありましたが…。
こちらはまた別の機会にということで。

今回、小豆島を訪れたのには、もう一つ大きな目的がありまして。

それは、醤油を買うこと。
上の写真は、6年前の瀬戸芸で直島に行った時に買った醤油なのですが、これがとてもおいしかったもので。

今回、そのメーカーの直売所を訪れました。
一番高いのを買ってしまいました。

レンタカーを返して土庄港に戻ったところで、ちょうど良いタイミングで高速艇の時間となったので、それに乗って高松へ。
船に乗る直前に手頃な値段の宿が取れたので、高松でもう1泊することにしました。

晩飯は、宿近くの居酒屋へ。
香川といえば、骨付鶏。
ビールとよく合います。

翌朝、電車で坂出に向かい、バスに乗り継いで、沙弥島へ。
瀬戸大橋のたもとにある「元」島。
今は、埋め立てで四国本島と陸続きになっています。
今回の瀬戸芸では、春会期のみの会場。
しかも、最終日ということで、たくさんの人が訪れていました。

作りかけの船。

浜辺に広げられた彩鮮やかな網。

ベンチ?

と、いろんな作品を見て楽しみました。

香川にやってきたのであれば、旅の締めくくりはもちろん…

讃岐うどんでしょう。
よしやのぬるいかけうどんにアスパラの天ぷら。
たいへん美味しゅうございました。

今年の瀬戸芸は、夏会期、秋会期にも行ってみたいと思っています。
せっかくパスポートも買ったので。
美味しいうどん屋も、また探しておかなきゃ。

みちのくひとり旅2019

遅くなりましたが、GWの旅の報告です。

前回も書きましたが、今回は、東北6県を全て周りました。
宿泊を全て県庁所在地でというのは、最後の段階で計画変更をしましたが。

今回のコンセプトは、「東北の中でも今まで訪れたことのないところをまとめて行ってしまおう!」というもの。
何回かに分けていくとなると、その度の交通費だけでもバカになりませんからね。
せっかくの10連休ということで。

最初に訪れたのは、福島県の白河。
一発目から地味でわかりにくい写真ですが、白河関跡です。

とら食堂のラーメンも食べてきました。

初日の晩は、福島市内の酒場で、いか人参と会津の馬刺し。
店員さんや地元のお兄さんとの会話も楽しみました。

2日目は仙台へ。
瑞鳳殿やら利府駅やらいろいろ周ってきましたが、メーンイベントは地下鉄東西線(写真は終点の八木山動物公園駅)。
東京で働いていた時、東西線の整備にいくらか関わったもので、一度乗ってみたかったんです。
ようやく念願が叶いました。

お昼は、仙台の新名物(?)、マーボー焼きそば。

野球観戦も楽しんできました。
楽天生命パークは完全にキャッシュレス。
僕もQRコード決済でウーロン茶(ビールではなく)を買いましたが、案外便利だと思いました。

晩は、仙台駅の居酒屋で、仙台麩の煮物、ホヤの刺身、三角揚げ。

3日目は、山形県へ。

まずは米沢へ。
ちょうど訪れた日(4/29)は、上杉謙信の命日ということで、上杉まつりの真っ最中。
たいへん賑わっていました。

ですが、米沢でもっと良かったのが、郊外にある館山城跡。
伊達氏が仙台に移る前、米沢を本拠としていた頃の城跡とされています。
ちょうど桜も満開で、今回の旅のクライマックスでした。

晩は山形市へ。
良さそうな居酒屋に空きがなく、駅近くの立ち飲み屋に飛び込んで、芋煮をいただきました。

4日目は、雨に降られながらの乗り鉄の旅。
山形から奥羽線〜北上線と乗り継ぎました。

途中、湯沢に立ち寄って、少しだけドライブ。
稲庭うどんの本家などに立ち寄りました。

ランチはグリーンカレー稲庭うどん。

そして、列車を乗り継いで盛岡へ。
この日から盛岡駅近くの安宿に2泊しました。

この日は、2010年にも訪れた居酒屋で、山菜のおひたしなどで軽く済ませました。

5日目は、遠野・花巻の旅。

民話の郷・遠野を周り、

花巻で宮沢賢治の世界に触れてきました。

晩は盛岡に戻り、焼肉からの盛岡冷麺。

6日目は青森の旅。
朝イチの新幹線で八戸へ移動し、レンタカーに乗って十和田湖へ。

八戸では良い天気だったのが、十和田湖畔に着いた時には暴風雨状態。
乙女の像の写真だけ撮って、あっさりと退散しました。

その後、奥入瀬渓流沿いをドライブ。
雰囲気は良かったのですが、車が多かったのと天気がすぐれなかったため、通り抜けるだけにしました。

十和田湖と奥入瀬は、改めて訪れたいものです。

ランチは、十和田名物バラ焼きの定食。
イワナの塩焼きも追加。

そして、酸ヶ湯温泉へ。
名前のとおり、強い酸性の湯。
少し傷に沁みました。
ですが、本物の混浴の雰囲気を楽しみました。
もっとも、沸き立つ湯気と濁った湯で何も見えないので、念のため。

その後、青森市内を通り抜け、津軽半島をさらに北へ。

途中、奥津軽いまべつ駅に立ち寄り、テンションを上げ、
(本当は新幹線に乗って訪れたかったのですが)

竜飛岬へ。
竜飛岬は、2011年に訪れたことがあるのですが、竜飛岬灯台の近くまでは行かなかったもので。
今回は、この灯台の写真を撮るだけのために来たようなものです。
風は強かったのですが、好天に恵まれて良い画が撮れました。

この日は竜飛岬のホテルに宿泊。
唯一の県庁所在地以外の宿泊でした。

実質的な最終日となった7日目は、まず、津軽半島西側のドライブから。

朝のおやつがわりに、十三湖でしじみ汁を。

そして、昼は弘前にて、青森名物煮干しラーメン。
思ったよりさっぱりしてて、美味しくいただきました。

その後、弘前でレンタカーを返し、列車にて秋田方面へ。

途中、少し遠回りをして、男鹿線に乗ってきました。
男鹿線の車両は、最先端のハイブリッド車両。
良いものを見ることができました。
旅の最終盤で疲れが溜まっている中、寄り道して正解でした。

最後の夜は、秋田駅前のビジネスホテル。

宿近くの人気の居酒屋は満席だったのですが、空きが出てから連絡をもらうことにして、21時半に入りました。
遅い時間からだったのであまりゆっくりできませんでしたが、しょっつる鍋やきりたんぽの味噌焼きなど、美味しくいただきました。

最終日は、午前中に秋田空港から伊丹へ飛んで、14時過ぎには自宅に戻りました。
その日の朝は秋田にいたと思うと、ものすごく不思議な気分でした。

といった感じで、駆け足で振り返りました。
まだ旅の終わりから1か月も経っていないのですが、ずいぶん昔のことのように思います。
それは、その間に小旅行を挟んだからでしょうか。
次回はその報告を。

2019最初の旅〜上田・小海線・御前崎

昨日は職場の後輩の結婚式に参列。
披露宴&二次会(有志の飲み会)でしこたま飲んで、だいぶ疲れが出てしまいました。
というわけで、今日は一日のんびり静養。体力回復に努めました。

さて、先週の話。
三連休を使って、早速今年最初の旅をしてきました。

初日は、史跡と温泉を満喫する旅。

真田幸村像

金曜の晩にサンライズに乗って東京に出て、新幹線に乗り換えて1時間半で上田に到着。
上田城や真田の郷を巡ってきました。
写真は、駅前の真田幸村像。城主だった父・昌幸や兄・信之ではなく、やっぱり一番有名な弟なんですね。

別所温泉駅

初日の晩は、別所温泉に宿泊。
強烈な硫黄の臭いがする、いいお湯でした。

翌日は、鉄道の旅。

HIGH RAIL 1375

午前中に小一時間ほど小諸の町を散策した後、小海線へ。
観光列車のHIGH RAIL 1375に乗車。

野辺山駅

小海線といえば、JRで最も標高の高いところを走る路線。
澄んだ空気をたっぷり吸ってきました。

その後、甲府から身延線を経由して、静岡まで移動。

静岡おでん

晩は、駅ナカの居酒屋で静岡おでんをいただきました。

最終日は、岬の旅。
9月に断念した御前崎を目指しました。

まずは、朝食のため、藤枝へ。

藤沢名物の朝ラーを堪能してきました。
しかも、温かいのと冷やしをセットで。
さすがにお腹いっぱいになりました。

そして、この旅最後の目的地、御前崎灯台へ。
これでまた、灯台50選をひとつ制覇しました。

天候にも恵まれ、いい旅になりました。

次は西方面の予定です。