年明けに、今年は海外に行きたい、近場の韓国あたりへ、と言っていたのを実行しました。
10年ぶりの海外。
3泊4日の旅でした。
出発直前に特大トラブルが発生したのですが、この話は最後に。
今回は、北九州空港からという、ちょっとマニアックなルートで出発しました。
現地到着が早い時間帯なのと、行ったことない空港だったので。
ジンエアーに乗って、11時に仁川空港に到着。
韓国最初の食事は、ロッテリアの韓牛バーガー。
バーガーそのものは、日本で食べるのとさほど変わらないですね。
サイドメニューは、チーズバー。これは珍しいかな。
アイスティーは、酸味と甘みが加わった、ボクの苦手な味でした…。
食後、空港直通列車A’REXに乗ってソウル駅へ。
ちなみに、列車は事前に予約していました。
クロスシートで快適なのですが、向きを転換できないタイプの座席なので、車両の後ろ側は常に後ろ向きです。
50分ほどでソウル駅へ到着。
そこから地下鉄で東大門へ移動し、ホテルに荷物を預けて市内観光へ。
初日は景福宮、昌徳宮、祖廟と、史跡を中心に回りました。
その後、夕食には少し時間が早かったので、明洞からロープウェイに乗って南山へ。
ソウルのシンボルNソウルタワーを下から眺めました(上には登らず)。
そして、広蔵市場へ。
夕食はユッケとピンデトッ。
ユッケは日本ではもう食べられないですからね。久しぶりに食べられました。
ピンデトッは、もやしのお好み焼きと言った感じでしょうか。
マッコリが進みました。
2日目は、事前に予約していたDMZツアーに参加。
北朝鮮との非武装地帯への訪問です。
ソウルからバスに乗って、高速道路を経由して1時間ほどで現地に到着。
DMZやその周辺には公園や展望台などが整備されていて、いろんな国からたくさんの観光客が訪れていました。
漢江とイムジン川が合流する地点にある烏頭山展望台からは、川の向こう側に北朝鮮の村を眺めることができます。
統一大橋で軍によるパスポートチェクを受けて、イムジン川を渡り、さらに北朝鮮側に近づくと、第3トンネルという北朝鮮が韓国侵攻のために掘ったと言われるトンネルの一つがあって、そこも観光地となっています。
施設内の展示では、南北の衝突の歴史が紹介されていて、その中に「斧蛮行事件(ポプラ事件)」というのがありました。
1976年8月18日、ボクが生まれた日にあった出来事です。ちなみに、同じ日に生まれたのが、韓国のホームラン王イ・スンヨプ。
金日成が即座に謝ったので、大ごとにならなかったそうで…。
韓国人のガイドさんによる日本語ツアーだったのですが、いろんな話をユーモアや北朝鮮批判を交えながら、楽しませてくれました。
混雑の影響で段取りが上手くいかなかった部分もあったらしく、予定より1時間遅れの15時にソウルに戻りました。
そこからの昼食。
当初は参鶏湯を食べようと考えていたのですが、予定変更。
この時間なら混んでないだろうということで、焼肉屋へサムギョプサルを食べに行きました。
バスの到着場所から近かったこともあり、事前に調べていた1人焼肉OKの店のひとつ、明洞の肉統領という店へ。
サムギョプサルとモクサル(豚の首の肉)を注文。日本語も表示されるタッチパネルで注文できるので楽々。
肉は店員さんが丁寧に焼いてくれます。
美味しくいただきました。やっぱりマッコリが進みました。
食後は、地下鉄に乗って、江南のチャムシルへ。
ロッテワールドスカイに登りました。
ロッテといえば、韓国では言わずと知れた一大財閥。
日本ではお菓子とマリーンズの印象しかないのですが、韓国を訪れ、ロッテの大きさを実感しました。
続いて、チャムシル球場を訪れ、韓国プロ野球LGツインズ対NCダイノス戦を観戦。
地下鉄の出口近くのチケット売り場は長蛇の列だったので、球場周りだけ見て帰ろうかと思ったのですが、ちょっと歩くと別の誰も並んでいない売り場を見つけて、そこで外野席9000ウォンを購入。
外野席は、昔の広島市民球場によく似た雰囲気。でも、それ以外は綺麗に整備されている印象です。入場券も2次元コードの読み取りでした。
日本と一番違うのは、応援の雰囲気。観客が声を合わせてというのは日本と一緒ですが、応援団がスピーカーで大音量で音楽を流すのでとても賑やか。
まあ、皆さん楽しそうでした。
やっぱり暑かったので、1時間ほどで観戦を切り上げ、宿近くに戻りました。
夕食は、カンジャンケジャン(渡り蟹の醤油漬け)。
蟹の甘みとタレのピリ辛が相まって、韓国焼酎が進みました。
ただ、その晩、お腹の調子が…。
何がいけなかったのかしら。
(後編へ続く)