三陸の旅・前編〜2018みちのくひとり旅①

これから数回に分けて、GWに行ってきた東北の旅の報告を。
少し順番が逆になりますが、今回のメイン、三陸の旅から。

今回の三陸の旅の始まりは、八戸線の階上駅から。
こちらは、7年前、まさに震災のあった2011年ですが、その時に八戸を旅した際に訪れた駅です。
当時、八戸線はここまで運行していました。
なので、ここから先が初めて訪れるところ。
ちなみに、八戸線は新型車両が使われていて、乗り心地は良かったです。

最初に訪れたのは、久慈市。
「あまちゃん」の舞台・北三陸市のモデルとなった街です。
駅前には、ドラマにも度々出てきた駅前デパート(ドラマでは観光協会が入っていました)。
取り壊しが決まったと聞いていたので、まだ残っていてラッキーでした。
潮騒のメモリーズの看板もしっかり飾ってありました。

まずは、駅の近くにある「あまちゃんハウス」へ。

北鉄・北三陸駅のセットなどが展示してあって、テンション上がりまくり。

その後、レンタカーを借りて、久慈市内と近郊をドライブ。

もぐらんぴあ(水族館)や琥珀博物館も面白かったのですが。

やっぱり、袖が浜のモデルとなった小袖海岸が一番でしょうか。
こちらは、夏場は実際に海女さんが潜っているのを見ることができるんだそうです。

港には「じぇじぇじぇ発祥の地」の碑。

そこから車を南に走らせて、三鉄・堀内駅へ。
こちらは、あまちゃんでは「袖が浜駅」のロケ地でした。
奥のトンネルに向けて「アイドルになりた〜い!」と絶叫……はしてません。

ちなみに、堀内駅の少し先に、大沢橋梁という三陸鉄道随一の絶景スポットがあるのですが、天気が悪くて良い画が撮れませんでした。

時間が余ったので、足をもう少し伸ばして、岩泉町の龍泉洞へ。
立派な鍾乳洞でした。中はひんやり。

と、雨に濡れたり体を冷やしたりしてたら、その日の晩から風邪をひいてしまいました…。

翌日は朝から三鉄に乗って宮古へ移動。
車中は地元の学生や観光客がそこそこ乗っていました。
途中の絶景スポットでは一時停車して、撮影タイムを作ってくれるサービスも。

宮古でレンタカーを借りて、早目の昼を取った後、最初に向かったのは魹ヶ崎。
本州最東端の地です。
宮古から車で1時間かけて最寄りの駐車場(姉吉キャンプ場)まで行き、そこから山道を1時間かけてたどり着くことができます。

3.8kmの遊歩道のうち、最初の500mは急な登り坂(裏を返せば帰りの最後は急な下り坂です)。一気に100mの標高を上がります。
途中、20〜30mくらい登ったところに、津波到達を示す標識が。とりわけ狭い入り江ではありましたが、津波の猛威に言葉を失いました。

風邪気味だったので、往復2時間の歩きをこなすことができるか不安もありましたが、最初の登りを過ぎれば後はとても歩きやすい道でした。
行きはかなり雨に降られましたが、灯台に着く頃には雨も止んで、清々しい空気に包まれました。
でも、やっぱり疲れたか。

宮古市内に戻り、宮古随一の景勝地・浄土ヶ浜へ。
遊覧船にも乗って、ゆっくりと景色を楽しみました。
やっぱり寒かったですけど…。

宿は宮古市役所近くの旅館へ。
貸切風呂にゆっくり浸かって、温まってから、夕食のため街へ。

商店街には大漁旗が。
美味しそうな気になる店もたくさんありました。
食べたもののご報告は、また改めて。

続く…

旅は計画も楽し

最近もあちこち出かけています。

今月に入ってひとつ目の旅は関西へ。
第一の目的は悪天候のため果たせなかったので、こちらは改めてということにしましたが、代わりに姫路城に行ってきました。やっぱ白かったです。

そして、立て続けに、こんどは津和野へ。
こちらは好天に恵まれました。

こちらのお目当のひとつは、乙女峠。
明治初期、長崎から送られたキリスト教徒の迫害があった場所で、今は小さな聖堂が建てられています。

そして、もうひとつのお目当は、SLやまぐち号。
子どもの頃からの憧れでしたからね。

そんなこんなで、あちこち出かけていますが、メーンイベントはこれから。
いよいよGWです。

今年のGWは三陸へ。

準備も詰めの段階なのですが、この時点で二つほど、思い通りにいかないことが出てしまいました。
ひとつは、帰りの新幹線、東京から広島までグリーン車が取れなかったこと。グリーン車と言っても、ネット予約のポイント特典で普通車と同じ料金の限定席が取れなかったのです。事前申し込みをしていたのですが、それでも少し遅かったようです。まあ、普通車でも一番後ろの席が取れたので、リクライニングをしっかり倒して寛ぎますけどね。
もうひとつは、行きたかった居酒屋を予約しようとしたら既に満席だったこと。こちらは完全に出遅れでした。こちらは別の店を探しましょう。

それを除けば、準備は万端です。
行きの飛行機を取って、宿を押さえて、レンタカーを予約して、見て回るところをだいたい決めて、食べるものもしっかり調べて…。

そして、最大の準備、というか予習。
「あまちゃん」を通しで観ました。

リアルタイムではほんの少しだけ見たんですけどね。鈴鹿ひろ美が海女カフェで歌った回とか。
ただ、中身はほとんど知らなかったので、楽しんで見られました。
ホントに面白かったです。
アキちゃんかわいいし。夏ばっぱかっけーし。
個人的には、吉田くんの小ネタがツボでした。
早く北三陸(久慈)、袖が浜(小袖海岸)に行きたくなりました。

さて、出発まであと1週間。それまではしっかり働きましょうか。

と言いながら、GW以降の旅のプラニングに一生懸命だったりして(笑)

心機一転?

またまた少し間が空いてしまいました。
そんなこんなのうちに、新年度。

そこで心機一転、というわけではないのですが、デザインを大きく変えてみました。

実は、変えたのはデザインだけではなく、システムそのものも変えました。
というか、サーバそのものから変えました。
間が少し空いたのは、その手続きで少し時間を要したからです。

これからは、どんどん更新していこうと思っています。
遠出の予定もどんどん決まっているので、旅行記が中心になると思いますが。

そんなわけで、今後ともよろしくお願いいたします。

四国の真ん中にて

大歩危峡に来ています。

この週末は、こちらの宿でお籠り。
今年度担当してきた仕事がほぼ片付いたところでの温泉旅行です。
最近は何かにつけてご褒美旅行ばかりやってる気もしますが。

先週末思い立って、最初に宿をパッと決めました。
それから、行きすがら香川でうどん屋を2〜3軒回ってこようかなとプランを練ってたのですが。
土讃線沿いに行くんだったら「四国まんなか千年ものがたり」がある、というのを思い出しまして。
駅の窓口で聞いてみると、そこそこ良さそうな席が空いていたので、こちらも予約。

てなわけで、即席ながらなかなか盛りだくさんの週末旅計画が完成しました。
最近、家でのんびりしてる時は、旅行のことばかり考えているような…。

今朝は、二日酔いの頭を抱えながら、6時過ぎの新幹線で広島を出発。
岡山で瀬戸大橋線に乗り換え、1年ちょっとぶりの四国へ。

ちなみに、昨年は珍しく四国へ一度も行かなかったんです。
九州や北海道には行ったというのに。

まずは、丸亀で朝食のうどんを一杯。
朝からおおくのお客さんで賑わっている店で、名物の肉ぶっかけうどんを。

そして、多度津駅へ移動し、本日ひとつ目のメインイベント、四国まんなか千年ものがたり・そらの郷紀行へ。

今日は若干の空きがありしたが、たくさんのお客さんでした。
同じテーブルには静岡からやって来た乗り鉄のお兄さんと福山からの初老の仲良しご夫婦。

途中、琴平駅にて料理の積込みなどを行う間、一旦列車を降りて、専用の待合室へ。
ウェルカムスープをいただきました。

琴平を出発後程なく、事前に申し込みをしていた料理が運ばれてきました。
そらの郷紀行は洋食。
冷製の4皿の後で温かいものも出てきます。

ちなみに、今日は幸いにして(?)地ビールが品切れだったので、誘惑に負けずに済みました。
まあ、この後温泉に入るので。

国境の少し長いトンネルを抜けると、この列車の目玉のひとつ、坪尻駅。
車では行くことのできない、数時間に1本の列車か国道からマムシの出るような山道を10分ほど歩く他辿り着くことができない、知る人ぞ知る秘境駅です。

ちなみに、この駅がマニア心をくすぐるのは、スイッチバック駅でもあること。
(今回の旅までここにスイッチバックがあるなんて知らなかったので、ボクの鉄分もたいしたことありません。)

スイッチバックの方向転換のために運転手さんが車内を通る際には、みんな拍手でお出迎え。
こんな雰囲気もこの列車の楽しみのひとつです。

食事もほぼ終わる頃、列車は急坂を下り、吉野川を渡って阿波池田へ。
ここで小休止して、ホームでの買い物タイムです。
駅長さんを囲っての写真撮影会もやってました。
池田を出て最後の40分は、狭隘な渓谷を眺めながらのコーヒー&車内販売タイム。

そして、13時前に終点の大歩危駅に到着。
べっぴんアテンダントさんに見送られながら、後髪を引かれる思いで列車を降りました。

ちなみに、この列車の旅を楽しく盛り上げてくれるのは、地元の人のおもてなし。
沿線では、沢山の人が笑顔で手を振ってくれます。
ボクも、観光施設の人と一緒に帰りの便(しあわせの郷紀行)を見送りました。

列車を降りてからは、宿のチェックインまで多少時間があったので、遊覧船で大歩危峡の景色を楽しんできました。

そして、一番にチェックインして、ここからが本当のメインイベント。
ひとっ風呂浴びて、あとはお籠りです。
料理とお酒も楽しみ。
というわけで、今宵は骨抜きになります。

明日は高松でうどん食べて帰ります。

 

17年末のごあいさつ

朝風呂に入り、サッパリして始まった大晦日。

今年も結局、あまり更新をすることなく終わってしまいました。
更新頻度が低すぎて、ご覧になってる方も少ないかもしれませんね。

前回のネタのまんまですが、よく働き、よく旅した1年でした。
他に書くようなことが何もないですもの。

敢えて触れるなら、体のメンテナンスにお金をかけた1年でしたね。
医者にもよくかかりました。睡眠時無呼吸症候群やら虫歯やら胃痛やら。
それだけ歳を取ってきたってことでしょうか。
まあ、ケアに金をかけた甲斐あってか、体調を大きく崩すことなく、無事に年末を迎えることができたのは幸いですね。
何と言っても、去年よりマシ、ということです。

さて、今日はこれから実家に帰り、歳を越そうと思います。
1泊2日。
酒場放浪記でも見ながら過ごしましょうか。
みなさま、どうぞ良いお年を。

最後に、今年の1枚。
今年で一番印象に残っているのは、やっぱり五島への旅でしたね。
その中から、旧野首教会の入り口のステンドグラスを。

働いて、旅に出る

3か月のごぶさた。
もう、珍しくもなんともないですが。
有馬記念も終わり、もう年の瀬ですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
てか、サンタ稼業に勤しんでるんでしょうかね。

この3か月は、よく働きました。
携わってきた業務がだいたい形になって、ようやく落ち着いてきたところです。
よく稼ぎ、そして、よく遊びました。
遊ぶと言っても、もっぱら遠出です。

10月の3連休は宮崎へ。
ファーム日本選手権を見に行ってきました。
カープが見事日本一に。
9月に見ることができなかった生胴上げも見ることができました。
2軍ですが。

ちなみに、もう一つの目的は日豊本線に乗ることだったのですが、台風被害で不通だったので、こちらは叶わず。
いつかまた挑戦したいものです。

11月は後半になってから、少し仕事が落ち着き始めたタイミングで、後輩に誘われて下関へ日帰りドライブ。
(ホントは竹田城に行きたかったんですが、天気が悪くて断念したんです。)
唐戸市場で寿司を食べて、関門トンネルを歩いてきました。

その翌週、大阪・京都へ。
お目当ては京都鉄道博物館。
実質的な日帰りだったので駆け足で見て回ったのですが、満喫してきました。
JR西日本の運営なので、広島近辺のダイヤグラムなどもありましたし。

12月に入って、今年2度目の五島へ。
GWに見ることができなかった江上教会を訪れました。
白に水色がよく映えた美しい教会。
いろんな思いを胸に、ただ祈って…。

そして、一昨日・昨日と、東京・横浜へ行ってきました。

まずは、スヌーピーミュージアムへ。
今回の展示は、登場人物(犬や鳥を含む。)の恋模様。
スヌーピーの大失恋話は知らなかったですね。
失恋してやけ食いして激太りって…。

もうひとつ、ぜひ行きたかったところ。
鶴見線の海芝浦駅へ。
工業地帯の中の駅なんですが、一般の人は電車以外の手段で行くことができない、まさに都会の秘境駅。
海にせり出したようなホームからの眺めは絶景でした。

そして、もうひとつ、こちらはついでに訪れた感じではありますが、川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムへ。
2日続けて漫画関連のミュージアムになりましたね。
子どもの頃は、ドラえもんに限らず、藤子不二雄の漫画をたくさん読みましたからね。
いろんな展示を、懐かしく見てきました。

ちなみに、ミュージアムへの行き方ですが、南武線を川崎・武蔵小杉方面から登戸駅まで行き、ミュージアム直通バスに乗るのが絶対にオススメです。
理由のひとつは、バスの運転手さんのホスピタリティがとても素晴らしいこと。公営交通とは思えないレベルの高さです。
もうひとつの理由は、登戸駅を降りた時のお楽しみということで。

そんなこんなで、年の瀬ですね。
今年は、働き過ぎと遊び過ぎで体の方はぼちぼち疲れが溜まっていますが、心は元気です。そりゃこれだけ遊べばね。
年末年始は、遠出の予定を組むことができなかったので、広島でのんびり過ごそうと思います。いい加減体のケアもしなければいけないでしょうし。

そしてまた、次の遠出に向けての準備ですね。
3月に三陸へ行こうと思ってたんですが、仕事のスケジュールの関係で流れてしまいました。
となると、GWあたりで再調整でしょうか。
まあ、旅は準備も楽しいということで。

連覇

カープが連覇を決めました。

今日は夕方に出かける用があったので、リアルタイムでは見られませんでしたが、優勝直後の街の熱気を体験することはできました。

世間では、黒田の抜けた穴を指摘する声が大きかったですが、ボクはそこは全く心配していませんでした。
なんだかんだ言って、戦力的には頭ひとつ以上抜けていると思っていたので。
余程のことが無い限り、リーグ制覇はできるだろうなと。

ただ、余程のことはいろいろ起きましたね。
まずは、赤松の離脱。正直、黒田の穴の比じゃなと思いました。
それに、ジョンソンはシーズンの半分ほど不在。
菊池の不調。リリーフ陣の不調。
そして、鈴木誠也の離脱。

だけど、そこは、野間の成長、薮田の台頭、安部の飛躍、中田廉の復調、そして松山の確変(笑)でカバーしましたね。
小窪や下水流といった昨年活躍した選手も、バティスタや西川に出番を奪われるわけで。

さて、次はポストシーズンですが、今年は昨年よりかは厳しい勝負になるでしょうね。
CSでぶつかるセリーグのライバルも、投手陣はしっかりしているので、短期決戦では一筋縄にはいかないでしょう。
そこを勝ち抜いたところで、最強のソフトバンクが待っていると。万が一、ソフトバンクじゃないとしても、ものすごい勢いに乗ってくるでしょうから。

先のことを考えると、今はまだ冷静です。
目指すべきはもっと上ですから。

と言いながら、今日はやっぱり祝い酒。
優勝セールでちょっとだけ安くなったデパ地下のお惣菜で、これからひとり祝勝会です(笑)

遠出もろもろ

最近はボチボチ忙しくしていますが、あちこち遠出も続いています。

今月あたまは北へ。

東京から飛行機で函館に行き、そこから新幹線で南下、途中東北で一泊……という算段だったのですが、函館空港が濃霧だったため、飛行機は大幅に遅れた上、新千歳へ。
当初の予定が大幅に狂ってしまい、翌日夕方までには東京に行かなければいけないという条件の下、急遽旅程を組み直し。
訪れた先は室蘭。
名物の豚の「やきとり」を食べられたらいいな、という程度のノリで訪れたんですが、いろいろ見所があって楽しめました。
白鳥大橋、地球岬(写真)。
あと、カレーラーメンも美味しかったです。

翌日は、朝イチに室蘭を発って、列車を乗り継いで新函館北斗駅へ。
この度のメーンイベント、北海道新幹線です。
かなりせわしないタイムテーブルで、汗だくになって走り回りました。
新幹線に乗ってからはのんびり4時間半の旅。

東京に着いてからは、スヌーピーミュージアムを再訪し、晩はシースー。
初夏の東京に行くのであれば、新子が食べたいと、後輩に無理を言って店を探してもらいました。
美味しかったです。いい値段しましたが。

この旅が終わって、当分旅行は無いかなと思っていました。
そうしたところ、この三連休、土曜日こそ仕事に出たものの、昨日は時間ができたので、元々今日日帰りで行く予定だった福岡へのお出かけ(父と一緒に落語会へ)をちょっとした旅にしてきました。

小倉で昼に焼うどんを食べ、若戸の渡船に乗り(写真は若戸大橋)、香椎宮や櫛田神社へお参り、と、今までやりたいと思いながらやってなかったことを一気に片付けた感じです。
若松線や西鉄貝塚線など、マニアックな路線にも乗ってみたりして。

そんな感じで、再び心の充電がしっかりできた感じです。
当分旅行には行けないでしょうから、しっかり働いて、来年の春以降になると思われる次の旅に向けて資金を貯めなければいけませんね。
と言いながら、来月は京都に行く予定があるのですが。まあ、これは帰省ということで…。

2017五島の旅

このGWは、予告どおり、五島列島を旅してきました。

今回の旅では、五島を北から南へと縦断しました。
最初に訪れたのは小値賀島。
当初は、博多を夜遅くに出るフェリーに乗って小値賀に早朝に着く計画だったのですが、予約の電話をするのがちょっと遅れただけで満席に。
そんなわけで、出発を前倒して、佐世保を夕方に出る高速船に乗って海を渡り、小値賀の民宿に1泊することにしました。
夕食は島の商店街の居酒屋で。ごくごく普通の居酒屋でしたが。

翌日は、朝早くの町営船で野崎島へ。島の現地ツアーに参加しました。
今は無人島となっているこの島にはかつて3つの集落があったそうです。
1つは古くからの集落で、遣唐使船の時代からある神社を守り続けてきました(この神社にも行ってみたかったのですが、山道を往復5時間かかるということで諦めました)。
他の2つはキリシタンの集落。その中の1つにある旧野崎教会(写真)。信仰を守り続けた人々が慎ましい(と言うより切り詰めた)生活の末にお金を出し合って建てた教会です。
町営船は1日2往復ということで、15時の帰りの便まで集落の跡などを巡りながら時間をつぶしました(金に糸目を付けないのであれば、海上タクシーで帰るという手もあるんですが)。

小値賀に戻ってからは、18時の船が出るまでの間、レンタサイクルで島を1周。
島の自然や歴史に触れながら、かなり飛ばして回りました。タクシー頼めばよかった(笑)

その後、高速船で中通島へ。
2日目は港近くのビジネスホテルに泊まりました。

3日目は、有川でレンタカーを借りて、中通島や若松島など新上五島町を1周。

上五島にはたくさんの教会があります。
ほとんどが辺鄙な場所にあります。
キリシタンの人々は、そんな場所で細々と信仰を受け継いできたんですね。
写真は、上五島の代表的な教会、頭ケ島天主堂です。

旅の間、好天に恵まれました。
美しい海が青く映えました。

この日の昼は、五島うどんの地獄炊き。
今回の旅のメーンイベントです(笑)
煮え立った湯の中に乾麺を入れて、煮立ったら鍋からそのまま掬って、アゴ出汁のつゆもしくは溶き卵につけていただきます。
たいへん美味しゅうございました。
ちなみに、五島うどんは、麺同士が付着しないように椿油を使っているんだそうです。

1日で上五島を車で隅々回りましたが、前日の小値賀のレンタサイクル同様、ちょっと欲張り過ぎて余裕がなかったですね。
今後行かれる方はポイントを絞った方がいいと思います。

夕方に奈良尾でレンタカーを返して、ジェットフォイルに乗って福江へ。
この日から福江のホテルに2泊しました。
晩はガイドブックなどでお勧めの店へ。
刺身の盛り合わせと、地元名物のハコフグの味噌焼き(写真)で一杯やりました。

4日目は、現地ツアーに参加して、久賀島・奈留島へ。
この2つの島には見所がいろいろあるのですが、船の便も島内の交通手段も不便なので、個人で行くのはなかなか難しいところです。
この現地ツアー(五島列島キリシタン物語)は、ガイドさんの案内に加え、島内のタクシーと海上タクシーを使って効果的にスポットを回ることができます。
また、ガイドさんがタクシーの運転手さんの話を引き出してくれました。買い物の苦労や過疎・高齢化の状況、地元にはプライバシーが無いことなど、地元トークが面白かったです。
そこそこの値段設定ではありますが、十分元を取れると思います。

ツアーでは、教会を中心にいろいろ回りました。
特に印象的だったのは、まず、久賀島にある牢屋の窄殉教記念教会。
明治の初めにあったキリシタン迫害の地に建てられた教会です。
12畳ほどの広さの小さな牢に200名超が8か月もの間押し込められ、42名が亡くなったそうです。
教会内部の絨毯は、牢屋の位置を示すべく色分けられていました。

もう一つが、旧五輪教会堂。
タクシーを降りて、車も通れない山道を500mほど行ったところに小さな集落が現れて、そこに古い教会の建物が残されていました。

あともう一つ、奈留島の江上天主堂もツアーの見所だったんですが、こちらは修復工事中ということで近くで見ることが叶いませんでした。

15時に福江に戻ると、この旅唯一の雨に降られてしまいました。
雨の中、福江の街をぶらぶら。資料館を訪れ、城跡、武家屋敷跡を歩いて回りました。

晩は、港近くの居酒屋へ。
岩牡蠣、キビナのオイルサーディン、アオサの天ぷらなど、美味しくいただきました。
この店はもう一度行ってみたいな。
江上天主堂もろとも、再訪の口実になるかもしれません(笑)

最終日は、再びレンタカーを借りて、福江島をぐるり。
教会もあちこちにありますし(もっとも、ほとんどが辺鄙な場所です)、遣唐使船の時代からの史跡・寺院といった見所もあります。

そんな中、一番の見所は、島の西の端にある大瀬崎灯台ですね。
岬マニアとしてはたまらない場所です(笑)
ただし、灯台にたどり着くには、駐車場から片道1.5キロの山道を歩いていく必要があります。
♪行きは良い良い 帰りはツラい〜
思わず「通りゃんせ」の替え歌を口ずさんでしまいました。

そして、19時発の飛行機で福岡へ。
40分ほどで福岡に着くので、広島までなら十分その日のうちに帰ることができますし、スムーズに乗り継ぐことができれば新大阪までの新幹線もあります。
東京への乗り継ぎ便もあるみたいですね。

そんな感じで、内容たっぷりの4泊5日の旅でした。

いろいろ歩き回ったりしましたし、車の運転も頑張ったので、体は多少疲れていますが、心の充電はしっかりできたと思います。
明日から、仕事のやる気スイッチをMAXで入れなければいけないと思うので、頑張りましょうか。

それと、五島うどんの乾麺をたっぷり買って帰りました。
近々、地獄炊きうどんパーティーも開催しようと思っています。

Ich hatte…

年度末、仕事が山積みになっている状況にもかかわらず、風邪をこじらせてしまいました。
先週末土日に寒い職場に出て仕事をしたのが引き金になったんだと思います。
ただ、一緒に休日出勤をした人らがことごとくインフルで倒れた中、ひとりだけただの風邪なんです。ちゃんと病院で診てもらってるんですよ。しかも2度も。
とは言え、ウイルスよりも細菌感染の方がタチが悪いらしく、なかなか薬も効かず、良いことになってくれません。

なんてぼやきながら、年度末が終わろうとしています。

去年の年末に、今年は大変だったと吐き出しましたが、年度で言っても同じことでして。
とりわけ、下半期はこの上なくつらかったです。
その話はもう聞き飽きたでしょうから、この程度にしておきますが(おかげさまでだいぶ元気は取り戻しました)。

今日のテーマは、そのつらかった時期、心の支えになったもの。

ひとつは、仕事のピンチを助けてくれた職場の後輩たち。
きれいごとに聞こえるかもしれませんが、彼らにはいくら感謝しても足りません。
それと、ボクの愚痴を嫌な顔一つせずに聞いてくれた仲間たち。
すみませんねぇ、いつも暴言ばかり吐いて(笑)

そして、何よりもボクの心のセーフティネットになったもの。
それは、音楽。とりわけバッハの音楽でした。

中でも一番よく聞いていたのは、カンタータの21番。
原題が《Ich hatte viel Bekümmernis》。
直訳すると「私はたくさんの心痛を抱えていた」。
そのまま過ぎますね(笑)
そこは「我が心に憂い多かりき」なんてそれらしい邦題が付けられたりしてますが。

曲の解説は巷に溢れてますので詳細はそちらに譲りますが、ざくっと説明すれば、最初のうちは苦悩の独白が延々と続いてたいへんもの哀しい雰囲気なのですが、途中から神様がいるから大丈夫みたいな感じになって、最後の方ではラッパまで鳴って華やかな調子で終わるという、大変有難い曲です。
(音楽関係者の皆さん、怒らないでくださいね。)

この曲を休憩時間や就寝前に聴いて、心を落ち着かせていました。
現に、バッハの教会カンタータって、当時の人がボクのように苦悩を抱えながら教会に行った時に聴いて心の慰めにしてたんでしょうから、そういう意味では本来目的に沿った聴き方と言えるかもしれません。

ちなみに、精神的にしんどい時、安藤裕子は逆効果になることが多いということも学びました(笑)
それでも聴いてましてたけどね。
♪あの日あの時すべて消えちまえ〜 なんて口ずさみながら。

仕事の方は一時期の「わや」状態を脱し、精神的にもかなり落ち着きを取り戻しましたが、今でも21番は時々聴きます。
ずっと聴いていると歌いたくもなるんですが、それはさすがに、何年も患っている風邪(?)が落ち着かないことには難しいですね。いつになることやら。

最近は、さらに心を揺さぶられる曲があります(むしろ歌うならこっちを歌いたい!)。
カンタータ39番《Brich dem Hungrigen dein Brot》
「飢えたる者に汝のパンを分ち与えよ」
音楽そのものも大変魅力的なのですが、今の世相に対してものすごい含蓄があるように思うのです。

音源はiTunesストアなどで簡単に手に入れられますので(原題で検索をかけてみてください)、聴いたことのない方はぜひ。