2024韓国旅行・後編 KTX〜釜山

またもや少し間を空けてしまいましたが、韓国旅行記の続きを。

3日目は、韓国の高速鉄道KTX乗車から。
この旅最大のイベントと言っても過言ではありません。

9時前にソウル駅を出発する便は、途中の停車駅が少ない、釜山への最速便。
事前に予約しておいたのですが、当日は満席でした。

乗車したのは、特等室(日本でいうところのグリーン車)。
ゆったりとした座席です。

ソウルから釜山まで2時間20分弱。
都市と都市の間の風景は、日本とよく似ているなと感じました。

11時過ぎに釜山到着。

釜山駅前の宿(日本でお馴染み東●イン)に荷物を預けて、タクシーに乗って、街の景色を眺めながら海雲台へ。

ランチは、釜山名物のミルミョン。
ミルミョンは、小麦の細麺の冷麺。平壌系の冷麺とも日本の冷やしラーメンとも違う、独特な冷やし麺。美味しゅうございました。

そこから、釜山の新名物、海雲台のスカイカプセルに乗車。
映えスポットなんでしょうが、空調が効かないのでさすがに暑かったです。
ただ、海沿いの眺めは良かったです。

そこから足を伸ばして、海東龍宮寺へ。
こちらも映えスポットって感じですね。

その後、バスと地下鉄を乗り継いで、釜山駅前の宿へ。

夕食は、少しさまよってしまいましたが、南浦洞のケミチプで、釜山名物のナッコプセ(タコとホルモンとエビのピリ辛炒め)。
辛さ控えめで注文したのですが、辛いの苦手なボクにとっては激辛でした。美味しかったですけどね。

最終日は、南浦洞の済州家にてアワビ粥の朝食から。
これが、この旅で一番美味しかったかな。
客は、日本人観光客ばかりでした。

そこからバスに乗って影島の太宗台へ。
釜山でも岬巡り。

太宗台では、タヌビ列車という巡回バスが走っています。
こちらに乗って、岬の先へ。

立派な灯台がありました。

その後、バスを乗り継いで、ヒンヨウル文化村へ。
こちらは、海沿いに可愛らしい建物が並ぶ映えスポット。
ただ、写真を撮るのは難しかったです。

あまりに暑かったので、カフェに飛び込んで、マンゴーのかき氷をいただきました。

そして、バスで釜山駅に戻り、駅周辺を散策。

福岡や下関などへの船が出ている釜山港国際ターミナルは、釜山駅の裏手にあります。

当初の予定では、ここからクイーンビートルに乗って福岡に帰るはずだったのですが、船会社の不祥事でこの日から運休(特大トラブルとはこのことです)。
というわけで、飛行機を取り直して帰国することとなりました。

その分、釜山滞在時間が少し伸びたので、最後の夕食は遅めの時間に取りました。
釜山駅近くの行列ができる店で、こちらも釜山名物のテジクッパ。
胃にも優しい感じで、美味しゅうございました。

そして、地下鉄などを乗り継いで、釜山金海国際空港へ。
LCCのエアプサンに乗って、1時間ほどで福岡空港に着きました。

というわけで、大満喫の韓国4日間でした。

2024韓国旅行・前編 ソウル・DMZ

年明けに、今年は海外に行きたい、近場の韓国あたりへ、と言っていたのを実行しました。
10年ぶりの海外。
3泊4日の旅でした。

出発直前に特大トラブルが発生したのですが、この話は最後に。

今回は、北九州空港からという、ちょっとマニアックなルートで出発しました。
現地到着が早い時間帯なのと、行ったことない空港だったので。

ジンエアーに乗って、11時に仁川空港に到着。

韓国最初の食事は、ロッテリアの韓牛バーガー。
バーガーそのものは、日本で食べるのとさほど変わらないですね。
サイドメニューは、チーズバー。これは珍しいかな。
アイスティーは、酸味と甘みが加わった、ボクの苦手な味でした…。

食後、空港直通列車A’REXに乗ってソウル駅へ。
ちなみに、列車は事前に予約していました。
クロスシートで快適なのですが、向きを転換できないタイプの座席なので、車両の後ろ側は常に後ろ向きです。

50分ほどでソウル駅へ到着。

そこから地下鉄で東大門へ移動し、ホテルに荷物を預けて市内観光へ。

初日は景福宮、昌徳宮、祖廟と、史跡を中心に回りました。

その後、夕食には少し時間が早かったので、明洞からロープウェイに乗って南山へ。
ソウルのシンボルNソウルタワーを下から眺めました(上には登らず)。

そして、広蔵市場へ。

夕食はユッケとピンデトッ。
ユッケは日本ではもう食べられないですからね。久しぶりに食べられました。
ピンデトッは、もやしのお好み焼きと言った感じでしょうか。
マッコリが進みました。

2日目は、事前に予約していたDMZツアーに参加。
北朝鮮との非武装地帯への訪問です。

ソウルからバスに乗って、高速道路を経由して1時間ほどで現地に到着。
DMZやその周辺には公園や展望台などが整備されていて、いろんな国からたくさんの観光客が訪れていました。

漢江とイムジン川が合流する地点にある烏頭山展望台からは、川の向こう側に北朝鮮の村を眺めることができます。

統一大橋で軍によるパスポートチェクを受けて、イムジン川を渡り、さらに北朝鮮側に近づくと、第3トンネルという北朝鮮が韓国侵攻のために掘ったと言われるトンネルの一つがあって、そこも観光地となっています。

施設内の展示では、南北の衝突の歴史が紹介されていて、その中に「斧蛮行事件(ポプラ事件)」というのがありました。
1976年8月18日、ボクが生まれた日にあった出来事です。ちなみに、同じ日に生まれたのが、韓国のホームラン王イ・スンヨプ。
金日成が即座に謝ったので、大ごとにならなかったそうで…。

韓国人のガイドさんによる日本語ツアーだったのですが、いろんな話をユーモアや北朝鮮批判を交えながら、楽しませてくれました。

混雑の影響で段取りが上手くいかなかった部分もあったらしく、予定より1時間遅れの15時にソウルに戻りました。
そこからの昼食。
当初は参鶏湯を食べようと考えていたのですが、予定変更。

この時間なら混んでないだろうということで、焼肉屋へサムギョプサルを食べに行きました。
バスの到着場所から近かったこともあり、事前に調べていた1人焼肉OKの店のひとつ、明洞の肉統領という店へ。

サムギョプサルとモクサル(豚の首の肉)を注文。日本語も表示されるタッチパネルで注文できるので楽々。
肉は店員さんが丁寧に焼いてくれます。
美味しくいただきました。やっぱりマッコリが進みました。

食後は、地下鉄に乗って、江南のチャムシルへ。

ロッテワールドスカイに登りました。

ロッテといえば、韓国では言わずと知れた一大財閥。
日本ではお菓子とマリーンズの印象しかないのですが、韓国を訪れ、ロッテの大きさを実感しました。

続いて、チャムシル球場を訪れ、韓国プロ野球LGツインズ対NCダイノス戦を観戦。

地下鉄の出口近くのチケット売り場は長蛇の列だったので、球場周りだけ見て帰ろうかと思ったのですが、ちょっと歩くと別の誰も並んでいない売り場を見つけて、そこで外野席9000ウォンを購入。

外野席は、昔の広島市民球場によく似た雰囲気。でも、それ以外は綺麗に整備されている印象です。入場券も2次元コードの読み取りでした。
日本と一番違うのは、応援の雰囲気。観客が声を合わせてというのは日本と一緒ですが、応援団がスピーカーで大音量で音楽を流すのでとても賑やか。
まあ、皆さん楽しそうでした。

やっぱり暑かったので、1時間ほどで観戦を切り上げ、宿近くに戻りました。

夕食は、カンジャンケジャン(渡り蟹の醤油漬け)。
蟹の甘みとタレのピリ辛が相まって、韓国焼酎が進みました。

ただ、その晩、お腹の調子が…。
何がいけなかったのかしら。

(後編へ続く)

波の谷間に

前回少しお話したお出かけの話。

緊急事態宣言が解除され、県をまたがる移動自粛の要請が緩和されてから、早速、いろいろ周っていました。

ひとつは、香川県の男木島灯台。
男木島自体は、第1回の瀬戸芸で訪れていたのですが、その時は、灯台にあまり興味がなかったもので…。
今回は、まさに灯台のためだけに島へ渡りました。
石造りの趣のある灯台です。

ふたつ目は、木次線。
木次線自体は、学生時代に一度乗ったことがあるのですが、今回、20年ぶりに乗ってみました。
前回は、西城に勤めていた父親に備後落合まで車で連れて行ってもらって乗ったのですが、今回は、広島から芸備線経由で。
途中、三次で食事を取った時間を除いても、宍道まで6時間半の乗車。
ある意味、苦行です(笑)

日御碕の灯台にも足を伸ばしました。
こちらも学生時代以来かな。出雲大社には最近も何度か行っていますが(今回はスルー)。
こちらの灯台は、日本一背の高い灯台です。

日御碕で食べた古事記丼(ウニ入り)と、羽根屋の割子そばも美味しゅうございました。

もうひとつ、小浜線と舞鶴線の乗り鉄旅もしてきました。
かなりの強行日程で、広島〜京都〜敦賀〜舞鶴〜福知山〜大阪〜広島と周ってきました。
これにて、JR西日本管内を全て乗り潰し達成(舞鶴線は学生時代に乗ったことがあるかもしれませんが)。

そして、この4連休は、GWに断念した熊野三山巡り……へ行きたかったのですが、感染拡大の状況に加え、広島が大雨の予報だったことから断念。
まあ、行きたかったラーメン屋も臨時休業とのことでしたし、むこうも天気がすぐれなかったようですし、だいぶ諦めがついています。
来年以降になると思いますが、また改めて。

と言いながら、やっぱり未練があって、大雨警報が解除された昨日、熊野(広島市の隣の熊野町)まで車を走らせて、和歌山ラーメン(をかつて標榜していたチェーン店(熊野まで行かなくとも、広島市内にも店があります)の濃厚鶏ガラとんこつ醤油ラーメン)を食べてきました。

来月、再来月も連休がありますが、今の感染拡大状況だと、遠出は難しいでしょうか。

それよりも、梅雨明けはまだかなぁ…。